米ボストン連銀のスーザン・コリンズ総裁は13日、今後数カ月でインフレ圧力が広がった場合、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げが必要になる可能性があると指摘した。ただ、それが現時点での経済見通しとして最も可能性が高いシナリオだとは考えていないと述べた。コリンズ氏はインタビューで、イラン戦争によるインフレ圧力は最終的に和らぐと予想。基調的なインフレが依然として低下傾向にある証拠を今回のショックが覆い隠していると述べた。「だがその確率は低下しており、他のシナリオの一部はそれほど良好ではなく、インフレが加速して粘着性を増す可能性は十分にある」とし、そうなれば利上げが必要になりかねないと語った。コリンズ氏は、FRBが利上げを行う必要があるかどうかを判断する上で重要になり得る要因を三つ挙げた。最も重要なのは家計と企業の将来のインフレ期待で、これが過去の水準の上限に向かって推移しているという。