地銀再編サバイバル最終戦!中小地銀は「売れ残り回避」、有力地銀の強者連合は各地で「巨大グループ化」へPhoto:Pakin Songmor/gettyimages

人口減少や金利環境の変化を背景に、地方銀行の再編は新たなフェーズに突入した。単独での生き残りが難しさを増す中、各地で有力地銀同士が手を組む“強者連合”が相次いで動きだしている。さらに、アクティビスト(物言う株主)の台頭や金融庁の監督姿勢の変化が、再編の波を加速させる。長期連載『金融インサイド』内の特集『地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦』では、主導権を争う地銀の動向、最新決算から浮かび上がる実力差、そして投資ファンドや金融庁の思惑を多角的に分析し、全国で巨大グループ化へと突き進む地銀再編の最前線を全30回超の連載で徹底検証する。

#1 6月8日(月)配信
地銀は「1エリア1グループ」の大再編時代へ!生き残りの目安は総資産20兆円、その先に浮かぶ「50兆円クラブ」候補の8大地銀グループ勢力図

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #1Photo:grechka27/gettyimages

 地方銀行再編はついに、売れ残り回避を懸けたサバイバル時代に突入した。手をこまねいていれば魅力的な地銀は先に取られ、競争力を失う。そんな危機感が全国の地銀首脳に急速に広がっているのだ。総資産20兆円の先に浮上する「50兆円クラブ」候補の八大プレーヤーを勢力図とともに描き、陣取り合戦を繰り広げる地銀再編の未来地図を示す。

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#2 6月9日(火)配信
地銀「総資産20兆円」提唱のありあけキャピタル田中代表を直撃!再編のキーマンが次の合従連衡パターン&経営統合の勝ち筋を激白

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #2Photo by Yoshihisa Wada

 地銀再編を巡り、「総資産20兆円」という数字が地銀首脳の間で強く意識されている。その提唱者が、東海・近畿エリアで地銀株を買い増し続ける地銀再編のキーマン、ありあけキャピタルの田中克典代表だ。同氏は今後の再編パターンをどう見通しているのか。経営統合の成否を分ける条件とともに聞いた。

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#3 6月10日(水)配信
金融庁が地銀首脳に迫る事実上の“再編勧告”とは?人口減少地域の「売れ残り地銀」の逃げ場をなくす“奥の手”も

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #3Photo by Go Takano

 地銀再編は、大手・中堅地銀による“攻め”の広域化だけで進んでいるわけではない。その背後で再編圧力を強めているのが金融庁だ。同庁が特に懸念するのは、人口減少地域で単独生き残りの道筋を描きにくい中小地銀、いわば“売れ残り地銀”である。金融庁は2024年秋から、地銀トップに持続可能性を問う対話を本格化し、経営統合を含む踏み込んだ判断を促している。金融庁は地銀トップに何を問い、どんなメッセージを投げ掛けているのか。その対話の狙いと、今後の地銀再編で金融庁が果たすべき役割を読み解く。

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#4 6月11日(木)配信
東海の地銀再編ドミノが止まらない!あいち・三十三FG連合の拡大野心とファンドの外圧が「岐阜2行再編の壁」を突き崩すシナリオ

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #4Photo by Go Takano

 3月にしずおかフィナンシャルグループと名古屋銀行、5月にあいちフィナンシャルグループ(FG)と三十三フィナンシャルグループ(FG)が相次いで経営統合で基本合意し、東海エリアでは再編ドミノが止まらない。その背景にあるのが、ありあけキャピタルによる同エリアでの相次ぐ株式買い増しと、あいちFG・三十三FG連合のさらなる拡大志向だ。再編の波は近接する近畿エリアにも及び得るが、最大の焦点は岐阜県の十六フィナンシャルグループと大垣共立銀行である。両行の再編を阻んでいる「壁」と、それでも東海再編が止まらない理由を明らかにする。

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#5 6月12日(金)配信
奈良県唯一の地銀・南都銀行の石田頭取が言及、他行との経営統合も「地域のためなら選択肢」…“1エリア1グループ時代”に求められる地銀の役割とは

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #5Photo by Yasutaka Nagayoshi

 奈良県唯一の地方銀行である南都銀行。石田諭頭取はダイヤモンド編集部のインタビューで、条件次第では同行より規模の大きい地銀グループとの経営統合も十分あり得ると明かした。「1県1行」の地銀トップが見据える再編の条件とは何か。「1県1行」の先にある「1エリア1グループ」時代の可能性と銀行に求められる役割、南都銀行が中計目標を大幅に引き上げた背景や営業戦略の全貌をロングインタビューでお届けする。

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#6 6月15日(月)配信
あいちFG社長が経営統合の相手に「信金も考えている」と明言!東海3県の再編を“先手必勝”で突き進む拡大野心の全貌

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦 #6Photo by Y.N.

 5月に三重県の三十三フィナンシャルグループ(FG)との経営統合で基本合意したあいちフィナンシャルグループ。伊藤行記社長はダイヤモンド編集部のインタビューに応じ、次の経営統合の相手として「信用金庫も選択肢にある」と明かした。地銀再編を「先手必勝」と語る伊藤社長は、なぜ拡大志向を続けるのか。三十三FGとの統合の狙いや、スピード重視で再編を進める理由、次の統合相手に求める条件を聞いた。

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#7 6月16日(火)配信
東北地銀再編の火種に「大東銀行」が浮上!筆頭株主・東邦銀行の対話要請を拒み続ける“泥沼攻防”の行方

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#7Photo:JIJI

 人口減少が進む東北は、1県3行体制が三つも残る地銀の過密地帯だ。その一つ、福島県の大東銀行で再編の芽が浮上した。県内トップの東邦銀行が2025年12月に大東銀行株を取得し、持ち株比率19%超の筆頭株主に躍り出たのだ。だが大東銀行は、その後5カ月にわたり対話要請を拒否。県内地銀の“泥沼攻防”の行方を、東邦銀行による“強行突破”の可能性も含めて検証する。

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#8 6月17日(水)配信
地銀再編番付2026・総合ランキング【上位48行】5位群馬銀行、3位福岡銀行、1位は?再編を主導する勝ち組地銀と“小粒優良行”を一挙公開!

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#8Photo:Virojt Changyencham/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に、ROE、PBR、コアOHR、預金増加率、将来人口指数の5項目で全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では総合ランキング上位48行を一挙公開。今後の再編を主導する巨大グループ候補や、引く手あまたの“小粒優良行”の顔触れが明らかになった。

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#9 6月18日(木)配信
地銀再編番付2026・総合ランキング【下位47行】ワースト3位福島銀行、2位北都銀行、1位は?単独での存続が厳しい“限界地銀”を公開!

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#9Photo:Duan ZeFan/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に、ROE、PBR、コアOHR、預金増加率、将来人口指数の5項目で全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では総合ランキング下位47行を一挙公開する。有力行からの引き合いに乏しく、単独存続の展望も描きにくい地銀はどこか。今後、金融庁からの再編圧力が強まりかねない“限界地銀”が浮かび上がった。

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#10 6月19日(金)配信
地銀再編番付2026・ROEランキング【上位48行】10位横浜銀行、4位伊予銀行、1位は?効率よく稼ぐ“小粒優良行”も上位に

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#10Photo:krisanapong detraphiphat/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では、地銀の「稼ぐ力」を示す「ROEランキング」の上位48行を公開する。総資産規模の大きさが必ずしも上位に直結するわけではなく、巨大地銀を凌駕する資本効率を誇る“小粒優良行”の顔触れも明らかになった。

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#11 6月20日(土)配信
地銀再編番付2026・ROEランキング【下位47行】ワースト5位島根銀行、2位高知銀行、1位は?ROE5%未満は34行、淘汰リスク高まる“稼げない地銀”

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#11Photo:Moussa81/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では、地銀の「稼ぐ力」を示す「ROEランキング」の下位47行を公開する。金利上昇や歴史的株高という空前の追い風を受けながらも、東京証券取引所が促すROE8%はおろか、5%にも届かない地銀が34行に上る実態が明らかになった。

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#12 6月22日(月)配信
地銀再編番付2026・経費率ランキング【上位48行】3位七十七銀行、2位福岡銀行、1位は?コスト増に耐える「防衛力」を一挙公開

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#12Photo:Moussa81/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では、地銀のコスト防衛力を測る経費率ランキングの上位48行を公開する。サイバーセキュリティー対策など収益拡大に直結しにくい「守りのコスト」に加え、インフレに伴う人件費・物件費の上昇も重荷となる中、盤石の経営体質で投資余力を残す“強者地銀”の全貌に迫る。

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#13 6月23日(火)配信
地銀再編番付2026・経費率ランキング【下位47行】ワースト3位福島銀行、2位富山銀行、1位は?インフレ直撃で“売れ残りリスク”が高まる高コスト地銀の正体

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#13Photo:Moussa81/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。本稿では、地銀のコスト防衛力を測る経費率ランキングの下位47行を公開する。サイバー対策の高度化やインフレの荒波を吸収できず、コスト高で将来への投資余力を失いかねない「再編待ったなし」の下位地銀が抱える構造的弱みを解き明かす。

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#14 6月24日(水)配信
山梨中央銀行頭取が「経営統合は選択肢にない」と断言!“1県1行”の地銀が選んだ信金・信組との共存戦略

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#14Photo by Yoshihisa Wada

 2025年3月、山梨中央銀行はしずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の静岡銀行、八十二銀行(現八十二長野銀行)と包括業務提携「富士山・アルプス アライアンス」を締結した。しずおかFGがアライアンス先の名古屋銀行と経営統合で基本合意したことで、この提携も再編の布石とみる向きがある。だが、山梨中央銀行の古屋賀章頭取は、他行との経営統合について「選択肢にない」と断言した。足元では、県内の信用金庫・信用組合と連携協定「やまなし地域金融ネットワーク」を締結し、積年のライバルとの共存戦略を進める。山梨県唯一の地方銀行が描く山梨・東京戦略と、“1県1行”体制の意義について聞いた。

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#15 6月25日(木)配信
地銀再編番付2026・預金増加率ワーストランキング【全95行】ワースト3位高知銀行、2位福島銀行、1位は?“飯の種”を失う預金減少行の共通点

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#15Photo:banusevim/gettyimages

 金利上昇で地方銀行の収益環境が好転する一方、再編の舞台では「相手を選べる銀行」と「選択肢を失う銀行」の二極化が鮮明になっている。ダイヤモンド編集部は、最新の2026年3月期決算を基に全95行の実力を点数化し、「地銀再編番付2026」を作成した。全95行の預金増加率ワーストランキングを公開する。金利上昇局面で預金の重要性が増す中、2年前と比べて預金が減少している23行には、主に二つの共通点があった。

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#16 6月26日(金)配信
預貸率が高い地銀ランキング【全95行】3位長崎銀行、2位北九州銀行、1位は?高預貸率の単独行に迫る“融資余力の限界”

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#16Photo:banusevim/gettyimages

 金利のある世界で、地方銀行の「預貸率」に対する見方が変わっている。マイナス金利時代は、預金を効率よく貸出金に回せているかを示す指標として、高い預貸率が評価される側面があった。だが足元では、預金基盤の弱さや融資余力の限界を見る指標としても注目され、地銀のIR説明会で預貸率の“上限”を巡る質問が相次いでいる。実は、各行の預貸率の水準は地銀再編の行方にも影響する。地銀全95行の預貸率ランキングを作成。預貸率管理で厳しい立場に置かれやすい地銀の「三つの条件」と、その実名を明らかにする。

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#17 6月29日(月)配信
関東地銀再編の大本命「東京きらぼしFG」に、ありあけキャピタルが大量保有で参入!首都圏開拓を狙う“買い手候補”と人気殺到の理由を総点検

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#17Photo by Yasuo Katatae

 関東の地銀再編が、大きく動き出した。6月24日、投資ファンドのありあけキャピタルが東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)株の5.24%を取得したことが判明。東京都の公的資金を完済し、地方銀行関係者の間で次なる再編候補の大本命と目されてきた東京きらぼしFGに、再編の「仕掛け人」が現れたのだ。東京きらぼしFGに買い手候補が群がる理由と、首都圏進出に野心を燃やす銀行グループの顔触れを詳報する。

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#18 6月30日(火)配信
池田泉州HD社長が激白「経営統合は選択肢の一つだが今は考えていない」未開拓の大阪を攻める独立路線の勝算

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#18Photo by Y.N.

 今年4月に滋賀銀行との資本業務提携を発表し、同行との再編観測がにわかにくすぶる池田泉州ホールディングス。しかし、阪口広一社長はダイヤモンド編集部の取材に「経営統合は選択肢の一つ」としながらも、現時点でのさらなる進展を否定した。目下注力するのは、巨大マーケットでありながら自社のシェアがまだ低い大阪市内の攻略だという。そのための秘策と、阪急阪神ホールディングスを巻き込んだ預金獲得戦略について阪口社長が明かす。

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#19 7月1日(水)配信
PBRが低い地銀ランキング【全73社】ワースト3位鳥取銀行、2位宮崎太陽銀行、1位は?銀行株高でも残る「万年割安行」に再編淘汰の足音

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#19Photo:Anton Petrus/gettyimages

 金利上昇を追い風に地方銀行株が活況を呈している。PBR(株価純資産倍率)が1倍を超える地銀は、1年前には特殊要因のあったじもとホールディングスを除けばゼロだったが、足元では19社に増えた。一方でPBRが0.5倍に届かない地銀は13社ある。市場評価が低迷し、上場企業としての存在意義を問われかねない「万年割安行」をワーストランキングで検証。再編による淘汰リスクが高まる地銀の実名を明かす。

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#20 7月2日(木)配信
滋賀銀行の“異例人事”が示唆する池田泉州・滋賀アライアンスの「熱量」、2年前とは一変した近畿再編機運の現在地

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#20Photo:Anton Petrus/gettyimages

 近畿地方銀行の再編を巡る空気が、わずか2年で一変した。かつては再編済みのエリアとみられていたが、ありあけキャピタルによる複数地銀の株式大量保有などを契機に再編機運が再浮上。4月17日には、池田泉州ホールディングスと滋賀銀行が資本業務提携「池田泉州・滋賀アライアンス」を締結した。実はその熱量を読み解く鍵が、6月24日付の滋賀銀行の役員人事に隠されている。滋賀銀行の異例ともいえる人事を基に、両社のアライアンスに対する熱量や、近畿地銀再編の現在地を明らかにする。

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#21 7月3日(金)配信
しずおかFG・柴田社長が明かす「名古屋銀行統合」の狙いと決め手、「1+1=2」の単なる“足し算統合”で終わらない条件とは

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#21Photo by Y.N.

 今年3月、名古屋銀行と経営統合に向けて基本合意したしずおかフィナンシャルグループ。柴田久社長はダイヤモンド編集部の取材に応じ、自身がグループ内で経営統合にずっと慎重だったと明かした。「1+1=2にしかならない経営統合ならやらない」と語っていた柴田社長は、なぜ名古屋銀行との基本合意に踏み切ったのか。その真意と、単なる“足し算統合”に終わらず、1+1を3にも4にもする経営統合のポイント、次なる再編相手の条件を聞いた。

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#22 7月8日(水)配信
地銀再編の最終決戦ステージとして浮上する「信金との業態超え統合」、“超巨大市場”を取り込む高いハードルの数々…あいちFGも関心

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#22Photo by Y.K.

 地銀再編の“最終決戦ステージ”として、信用金庫の存在感が急浮上している。預金量2兆~3兆円台のメガ信金がひしめく地域では、その強固な顧客基盤は地銀にとって垂ぜんの的だ。金融庁も業態を超えた再編を後押しする制度を整えたが、地銀の思惑通りに事が進むほど単純ではない。信金が簡単には“地銀化”し得ない理由と、業態超え再編に立ちはだかる高いハードルを明らかにする。

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#23 7月9日(木)配信
筑邦銀頭取が激白!SBI北尾氏の「15%出資&役員派遣」要求を急転直下で拒絶した全内幕、「絶対に自主独立でいく」決意を表明

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#23Photo by G.T.

 2025年12月、SBIホールディングスとの資本業務提携解消を発表した筑邦銀行(福岡県)。SBIの「第4のメガバンク構想」から初の離脱事例となり、北尾吉孝会長兼社長は5月の決算会見で「筑邦銀行には何一つしてもらうことはなかった」と痛烈に批判した。一方、筑邦銀行の鶴久博幸頭取がダイヤモンド編集部のインタビューに応じ、事態の裏側を激白。北尾氏から突然突き付けられた「出資比率引き上げと役員派遣」の要求から、電撃解消を決断するまでの緊迫の2週間の全経緯と、大手グループに依存せず「自主独立」を貫く小規模地銀のサバイバル戦略に迫る。

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#24 7月13日(月)配信
SBIが地銀の顧客を握って経営支配を強める「3ステップ」が判明、筑邦銀行の反旗で露呈した“対等な提携”の限界…次に決別する地銀はどこか?

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#24Photo by G.T.

「第4のメガバンク構想」を掲げるSBIホールディングスが、一部の提携地銀に対して出資比率の引き上げや役員派遣、勘定系システムの導入といった強引な要求を突き付けている実態が浮かび上がった。これを拒み、提携解消に至ったのが筑邦銀行である。“筑邦ショック”は、他の地銀にとっても決してひとごとではない。筑邦銀行が直面したSBIの「地銀囲い込み」3ステップを検証し、“筑邦ショック前夜”に揺れる地銀を明らかにする。

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#25 7月14日(火)配信
全東信破綻の「地銀の財務への影響」は?情報開示済み10行を5段階評価で診断、SBI提携行に強まる再編圧力と“自主独立を貫く”代償

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#25Photo:Pasya/AFLO

 クレジットカード決済代行会社・全東信の破綻は、加盟店だけでなく、多額の融資を抱える地方銀行にも波及している。ただし、債権額が大きくても全額保全した銀行がある一方、貸出額が小さくても利益や純資産への負担が重い銀行もあり、影響には大きな差がある。そこでダイヤモンド編集部は、未保全額や今期利益予想、連結純資産、業績予想修正の有無などを基に、各行の財務影響を5段階で独自評価。負担の大きい地銀を明らかにするとともに、SBI提携行に強まる再編圧力と、リスクの高い越境融資に踏み込んだ小規模地銀が「自主独立」を貫く代償を検証する。

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#26 7月15日(水)配信
九州の地銀に再編第2波!ふくおかFGの広域侵攻と九州FGの野心、自主独立行が激突するサバイバルレース勃発

地銀再編サバイバル 売れ残り回避の最終戦#26Photo by G.T.

 地方銀行の合従連衡を先導した九州エリアに、再編の第2波が到来している。総資産30兆円超えの王者として「広域拡大」を志向するふくおかフィナンシャルグループ(FG)。再編意欲は高いものの足踏み状態にある上位地銀グループ。さらに、自主独立を目指す小規模地銀。各行の思惑とプライドが交ざり合う様相は、まさに全国の地銀再編の縮図だ。九州地銀の勢力図と再び動き出した再編の芽を詳報し、サバイバルレースの最新情勢に迫る。

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#27 Coming soon

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Key Visual by Noriyo Shinoda, Kaoru Kurata, Manami Kanemura, Kanako Onda, Hitomi Namura, Akiko Onodera

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