2000年以上前、古代ローマの建築家たちはポンペイからほど近い場所でコンクリートの配合を発見し、これまで以上に大きく、強く、耐久性のある構造物を建設できるようになった。現在、彼らの科学は新しい種類のいわば「セメントベースの蓄電池」の中核となっている。この電池は電気ではなく熱を蓄える。安価で再生可能なエネルギー源と組み合わせることで、この古い技術の新しい応用は、暖房に使用される天然ガスやその他の化石燃料の多くを代替する可能性を秘めている。これは大きな意味を持つ。国際エネルギー機関(IEA)によると、世界のエネルギー全体の約20%が産業用の熱生産に使用され、さらに10%が家庭の暖房や温水用に使用されている。