貿易関税、ウクライナへの支援、そしてデンマーク自治領グリーンランドの将来を巡り、トランプ米政権と欧州・アジア・中東の友好国は1年にわたり衝突してきた。イラン戦争はその集大成として厄介なジレンマとなっている。各国は最も重要な同盟国である米国が、一貫性に欠ける行動を取っているとみており、さまざまな困難や不確実性がすでに生じている。戦争で各国経済が疲弊しており、ホルムズ海峡封鎖が今後も続けば、世界的なエネルギー危機が深刻化することになり、さらに大きな打撃が迫っている。大西洋を挟んだ両岸では、多くの国が米国をもはや同盟国と言えるのかさえ疑問視している。米国やイスラエルと共に参戦することを拒否した欧州諸国に対し、ドナルド・トランプ大統領は怒りをあらわにし、臆病者と表現した。北大西洋条約機構(NATO)からの離脱もちらつかせた。
予測不能なトランプ政権、翻弄される同盟国は八方ふさがり
欧州・アジア・中東の友好国は不満を抱きつつ、安全保障面で米に依存
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