イランでの戦争がどのような展開になるか、ホルムズ海峡がいつ開放されるのかを予測するのは、ほぼ不可能だ。結末がどうなろうと、原油相場は高止まりする可能性が高く、場合によっては、長期にわたってはるかに高い水準にとどまるかもしれない。このため、長年エネルギー株を敬遠してきた多くの投資家はその姿勢を見直す必要があるかもしれない。問題は、バリュエーション(投資尺度)が急上昇したことを踏まえると、投資ポートフォリオの調整は反射的な形ではなく、時間をかけて進める必要があるという点だ。投資家はしばらくの間、エネルギー株への投資を控えてきた。ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントのデータによると、例えば2021年以降、全セクターの上場投資信託(ETF)の合計では資金が流入超となっているのに対し、エネルギーセクターのETFでは資金流出額が流入額を上回っている。