知華 2009年4月知華 2009年4月 画像は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より

沖縄県辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校の生徒と船長が死亡した。国土交通省と内閣府は、死亡した金井創船長(71)を海上運送法違反の疑いで刑事告発する方針だと報じられている。亡くなった高校2年生の武石知華さん(17)の遺族は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」というnoteで情報発信を続けている。遺族の許可を得て、全文を転載する。(ダイヤモンド・ライフ編集部)

愛娘、知華について
2026年3月29日 14:47

 今までの間、知華のプライバシーが守られてきたのは、最初の記事の通り、お友達、保護者の方々のおかげですが、守り続けていただくのもまた大変なことです。何かのミスで写真や動画が流れた時、誰かが責められたり、疑心暗鬼が広がるのは避けたいです。今日は知華のことを書きますので、報道の皆さんは、他の方への取材で知華の情報を得ることは控えていただき、こちらの情報や写真のみを元にするよう、強くお願いいたします。なお、今後も第三者からの不確定な情報をもとに、知華や親族の尊厳を傷つけるような発信・報道がなされた場合には、弁護士を通じて法的措置を講じる所存です。

 次女 知華は2008年10月に生まれました。仕草がとても面白く可愛らしい赤ちゃんでした。4歳違いの姉を慕い、どこへ行くにも笑いの絶えない4人家族でとても幸せな日々でした。 

 2011年、仕事の関係でジャカルタでの生活がスタートしました。知華が2歳半の時でした。

 知華は3歳から11歳までジャカルタのインターナショナルスクールを3校渡り歩きながら育ちました。イスラム教徒の多いジャカルタですが、様々な国からの生徒が集まるので、人種、母国語、文化、宗教が豊かに入り混じる環境の中、慣れない英語で、姉と一緒に一生懸命頑張っていました。