「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの樺山美夏さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)
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友だち関係は心強い支えになる
小学校入学という大きな節目を迎えた子どもたち。
新生活への期待にワクワクする一方で、心の中はきっと「慣れない場所でうまくやっていけるかな?」という不安でいっぱいだろう。
新しい先生やクラスメイトと打ち解けていない時期は、何か困ったことがあっても誰にどう相談すればいいのか分からず、一人で心細さを抱えてしまうこともあるかもしれない。
そんな時、隣の席の子が「どうしたの?」と声をかけてくれたり、そっと手を差し伸べてくれたりしたら、張り詰めていた緊張感も一気に吹き飛ぶ。
そのときの助けてもらった喜びは、「今度はあの子が困っている時に自分が助けてあげよう」という自然な思いやりへとつながっていく。
これからはじまる長い小学校生活において、このように互いに助け合える友だちの存在は、何物にも代えがたい心強い支えになっていく。
友だちを助けよう
そのように人と人が温かくつながるきっかけを教えてくれるのが、小学校入学前後に知っておきたい93のルールやマナーを紹介した本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』だ。
本書の「ともだちを たすけよう」のページでは、困っているともだちにどんな声をかければいいか、具体的なケースが描かれている。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
・ものを なくした ともだちに 「いっしょに さがそうか?」と いおう。
・おもい にもつを もっていたら 「いっしょに もとうか?」と いおう。
・ともだちが ころんだら 「だいじょうぶ?」と きいて てを かそう。
・けしごむが ない ともだちに 「これ つかって いいよ」と いおう。
このような声かけができる子は、たとえ困ったことがあっても、逆におともだちがたすけてくれるようになるだろう。
保護者へのアドバイスにも、友だちとは一方的な関係ではなく、互いに助け合う関係だとある。友だちを助けたり、逆に助けてもらう経験は、子どもの不安を安心に変え、新しい環境で生活していく自信を育ててくれるのだ。









