バルト海から太平洋まで、破壊工作に対して脆弱(ぜいじゃく)な海底ケーブルを守るために世界で対策を急ぐ動きが繰り広げられている。各国政府、軍、ケーブル所有者、テック系スタートアップ企業が、国際データ通信の大部分を担う世界の海底ケーブル網の防衛を強化するために行動を起こしている。北欧では、北大西洋条約機構(NATO)が船舶とドローン(無人機)を使って破壊工作を阻止しようとしている。2024年にロシアと関係のある船舶が重要なケーブルを切断したことを受けた対応だ。9日には英国が、重要な海底インフラ周辺で1カ月にわたる「悪質な活動」をしていたロシアの潜水艦による秘密の作戦を暴露した。英国はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に、どのような損害も「深刻な結果」をもたらすと警告した。