人工知能(AI)は、雇用喪失をもたらすとの懸念を引き起こしている一方、新たなキャリアも次々と創出している。リンクトインによる求人データの分析によれば、AIは2023年から25年の間に米国で64万件の雇用を創出した。これにはAI責任者やAIエンジニアといった新たなホワイトカラー職が含まれる。この数字には、AIの基盤となる巨大データセンターの建設に伴う膨大な数の一時的雇用は含まれていない。リンクトインの経済部門責任者、コリー・カンテンガ氏は「労働市場の方向性を変えるほどの雇用の数ではない」とした上で、「AI関連の職種については、ほぼ一貫して増加している」と指摘した。急速に出現している新たな職種は、AIのパフォーマンスを向上させ、より多くのタスクを引き受けられるようにAIを訓練し、人間が仕事でAIを使えるよう訓練するのに役立っている。 これらの職種は、AI戦略における高度なキャリアから時給制の仕事まで多岐にわたる。 こうした新規雇用者の多くはAI企業で直接働いているが、金融、医療、製造業などの他の業界も、AI技術を活用しようとする中で人材を積極的に採用している。