「私、母親失格です…」難病の娘を35歳で亡くした母の後悔【マンガ】『命の終わりはだれが決めるのか』(c)ソファちゃん

現役看護師であり、イラストレータ&漫画家のソファちゃんが命の終わりに関わる現場で働く人たちに取材を行い、人生の最期に向き合うことになる医療的な選択肢や最期を過ごす場所、家族にできることなど「その人らしく」生きる人たちを描きました。『命の終わりはだれが決めるのか』(諸岡真道監修、日本文芸社)よりマンガ『キーパーソンの選択』抜粋します。

若年性難病の35歳の娘
母親の後悔

【マンガのあらすじ】

 53歳の主婦・叔美は、次女の里帰り出産の面倒を見つつ、認知症で要介護2の義母の介護に慌ただしい日々を送っていた。さらに週3回、若年性難病で療養病棟で過ごしている長女・やよいの元にも通っている。

 やよいは、栄養チューブでつながれ、タンの吸引やシモの世話も必要な状態だ。

 叔美は、病気一つなく、自慢の娘だったやよいの病気に早く気付いてあげられなかったことに後悔していた。

 ある日、叔美は夫と義母とやよいの元へお見舞いに行く。

 病院で主治医から「施設に入るか、家で介護するか」を打診される。夫は、施設で過ごした方がいいという考えだが、叔美はやよいのことで「もう後悔はしたくない」と自宅での介護の受け入れの準備を進めるが、フクが骨折して入院してしまう。

 2週間後、ようやくやよいの元へ行けた叔美。看護師のゆうなからオムツ交換とタンの吸引を習うことになっていた。吸引ひとつ上手くできないことに動揺した叔美は、思わず病院から逃げ出してしまう。

 やよいはその後、感染症が原因で亡くなってしまう。

 最後の挨拶にきたゆうなに感謝の気持ちを伝え「私はこの子に母親として何もしてあげられませんでした」と話す。

 ゆうなは「きっとご家族さまがやよいさんと自宅で暮らせるようたくさん悩まれていたこともやよいさん わかっていらっしゃったと思いますよ」と伝えるが、叔美には届かない。

 叔美は四十九日も終えてもやよいが亡くなった実感が湧かず、やよいとのこと、すべてのことを受け入れられる日がくるのか――と考える日々。叔美が考え出した答えとは。

『命の終わりはだれが決めるのか』(c)ソファちゃん

『命の終わりはだれが決めるのか』(c)ソファちゃん
『命の終わりはだれが決めるのか』(c)ソファちゃん『命の終わりはだれが決めるのか』(c)ソファちゃん
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