トランプ米政権が海軍長官を更迭したことを受け、報道機関の関心は主に、国防総省内のごたごたに向けられている。しかし、ドナルド・トランプ大統領がここで、米艦隊の状況を正すための、彼にとって恐らく最後の機会を生かせるかどうかの方が、より重要な問題だ。国防総省は22日、ジョン・フェラン海軍長官が「即時」退任すると発表した。詳細な理由は明らかにしなかった。メディアにリークされた情報によると、フェラン氏は、トランプ氏との個人的関係を自分に有利に利用しようとし、政権内で摩擦を引き起こしていたという。しかし、政府内の非難合戦はさておき、重要な点は、海軍が依然として厳しい状況に置かれていることだ。イランとの戦争で米海軍がここ数週間に示した成果からは、こうした苦しい状況を一般市民が読み取ることはできない。291隻という米海軍の現在の保有艦船数は少な過ぎる。そして艦船の建造計画は失敗続きだ。フェラン氏は、かなり前からのフリゲート艦建造計画を白紙化し、より能力が低い沿岸警備隊用のカッター(巡視船)で代替することにした。
【社説】トランプ氏が海軍を立て直す最後の機会
国防総省の内部対立は障害に
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