米国の建国250周年を祝う記念事業の企画立案者たちは、連邦議会から一見単純な任務を与えられていた。タイムカプセルをペンシルベニア州フィラデルフィアに埋めるというものだ。掘り出すのは今から250年後となる。首都ワシントンで生まれた多くのアイデアと同様に、それは複雑で高額なものになることが判明した。カプセルの中身が地下で確実に保存されるよう、担当グループの「アメリカ250」は米議会図書館の保存に関する専門家や連邦政府に雇用された科学者らを起用した。彼らは精密に削り出された鋼鉄を使用してカプセルを作り、米国北東部の湿った土壌から中身を保護するため、乾燥した空気の層でカプセルを囲む特別なガラス鐘を設計した。