「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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Q.頭の回転を保つために、意識している習慣はありますか?
――田丸さんは、小説家として日々たくさんのアイデアを考えたり、言葉を扱う仕事をされていますよね。『小学生でもできる言語化』の中にも、日頃からやっておくと思考や言語化がスムーズになる“小さな習慣”がたくさん登場しますが、なにか普段から意識していることはありますか?
これをすると「頭の回転」がにぶる
田丸雅智氏(以下、田丸):一番は「ちゃんと寝る」ですね。
徹夜作業はゼロなのと、どんなにバタバタしてても、1時を超えて作業することはしない。
理由はシンプルで、翌日以降の脳のパフォーマンスが一気に落ちるから。1時というのは、あくまでぼくの脳の場合の話です。
人によっては深夜の作業も翌日にあまり影響しないという方もいるかとは思いますが、ぼくは脳のパフォーマンスがガクンと落ちてトータルでのパフォーマンスが悪くなりすぎるのでやりません。
この自分の性質は、高校のときの学業で自分の脳のパフォーマンスを探るうちに分かったことなのですが、それ以来、基本的にはずっと同じです。
ただ、そうはいってもありがたいことにやらないといけないことは多いので、常にスケジュールをにらんで前倒しに前倒しに仕事をしている感じです。
――たしかに、睡眠時間が翌日の頭の働きにいちばん影響する気がします。ある先輩が「子育てして分かったのは、人間はどんなに忙しくても、睡眠さえちゃんと確保できていれば大丈夫」と言っていたのを思い出します。睡眠不足が続くとどうしても、途端に集中力が落ちたり、うまく言葉が出てこなくなったりしますよね……。
「いつでも考えられる状態」をつくる
――他にもなにか習慣にしていることはありますか?
田丸:あとは「いつでもどこでも書く」ことも習慣です。
たとえば、「執筆はこの時間に、書斎で」とカチッと決めていて、この条件でないと執筆できないとなった場合、そこに別の仕事が入ったり移動があったりしたら仕事が進まなくなります。
なので、ぼくの場合は、すきまの時間さえあればいつでもどこでも、たとえば駅のホームなどでもアイデアを考えたり書いたりする、という感じです。もちろん、これも人それぞれですけれど。
――お話を聞いていると、“いつでも考えられる状態”をつくっておくことが、結果として頭の回転や言語化力につながっていくのかもしれないですね。「とりあえず書く」は簡単にできそうなので、やってみようと思います!
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)









