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トップ5全てが年収1000万円超!
年収1700万円超の1位は?

 今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い会社ランキング2025【従業員の平均年齢50代】」を作成した。単体の従業員数が10人未満の企業は除外している。対象期間は、2024年4月期~25年3月期。

 それでは早速、ランキングを確認していこう。

 今回のランキングでは、トップ5に入った企業全てが平均年収1000万円超えとなった。その背景は後ほど解説するので、まずはトップ5の顔触れを見ていこう。

 1位はマクニカホールディングス(HD)で、平均年収は1749.7万円、従業員の平均年齢は51.5歳。神奈川県横浜市に本社を置く、独立系大手のエレクトロニクス専門商社で、半導体や電子部品、サイバーセキュリティー技術、AI(人工知能)技術などを国内外で取引している。

 2位は、ウルトラファブリックス・HDで、平均年収は1456.4万円、従業員の平均年齢は53.6歳。家具や自動車、航空機、衣料、スポーツ用品向けに、高品質ウレタン合成皮革の製造・販売を行う。

 3位のシンバイオ製薬は、平均年収1321.5万円、従業員の平均年齢は56歳だ。従業員数は101人と、トップ5社の中では最も多かった。がんや血液、希少疾患領域の医薬品開発に特化した創薬ベンチャーだ。

 4位はソレイジア・ファーマで、平均年収は1310万円、従業員の平均年齢は55.1歳。欧米で開発中の新薬候補を導入し、アジアでの臨床開発・販売に特化した医薬品バイオベンチャーだ。

 そして5位は、SRAHDで、平均年収は1283.4万円、従業員の平均年齢は57歳。金融ITやシステム構築、インフラ運用などを行う独立系SIerの持ち株会社だ。

 さて、先述した通り、今回はトップ5社全てで平均年収が1000万円を超えた。実は、全88社のランキング完全版を見ると、平均年収が1000万円を上回った企業は10社ある。

 平均年収1000万円超の企業が多数ランクインした背景には、2つの要因が考えられるだろう。

 1つは、今回のランキングは従業員の平均年齢を「50代」に限ったこと。一般的に、企業の平均年齢が高いほど給与水準も高くなる傾向がある。

 もう1つは、持ち株会社(ホールディングス)が含まれていること。持ち株会社として上場している企業の中には、経営企画や人事系など、少数の幹部社員だけしか在籍していないケースもある。そのため、平均年収が高く算出されやすい。

 ランキング完全版では、6位以下の平均年収1000万円超え企業を紹介するほか、全88社のランキングを掲載している。ぜひチェックしてみてほしい。

(ダイヤモンド・ライフ編集部)

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