生成画像のクオリティーに関してはさらなる改善余地があるとする口コミもあったものの、「アイデアをイメージ画像として提示しなければならないときに、サクッと生成できるので、資料作成のスピードが格段に上がった」(放送・出版・マスコミ)など、その利便性を評価する声が多数だった。

 なお、Canvaは今年4月に、過去最大級のアップデートとなる「Canva AI 2.0」を発表し、順次リリースするとしている。今後、機能強化や利便性アップによってさらに満足度が高まれば、盤石の地位を築けそうだ。

 2位はチャットアプリのSlackがランクイン。AIエージェントやワークフロー自動化作業の簡略化などさまざまな機能が搭載されている。口コミの評価を見ると、特にやりとりを要約する機能の利用頻度が高いようだ。「チャンネル内のやりとりの要約や議論のキャッチアップが速くなり、途中参加メンバーでも案件状況を短時間で把握しやすくなった」(デザイン・製作)。

 3位はNotion。メモの作成やドキュメント管理、ファイル管理、タスク管理やWiki作成などの機能を網羅的に兼ね備えたコミュニケーションツールで、かねて生成AI機能の拡充を進めてきたツールとしても知られる。生成AIについては、とりわけ議事録・要約作成機能を評価する声が多かったほか、SlackやGoogle ドライブなどほかのクラウドサービスに保存された情報も横断的に検索できる点を支持する声が見られた。「議事録の要約や文書構成のたたき台を短時間で作成できるようになった」(情報通信・インターネット)。

 以下、4位Microsoft Teams、5位SKYPCE、6位Nottaと続いた。

 全体を通じて見ると、生成AIの得意領域ともいえる、画像・テキスト作成、議事録・要約作成といった機能が中心に評価された格好だ。

 生成AI機能を搭載するツールも増える中で、今後は生成AI機能そのものの精度やクオリティーなどが製品の評価を分けるポイントになってくるだろう。また、生成AIの浸透がより進めば、こうした代表的な機能にとどまらず、さらに多くのジャンルや機能で生成AIが登場するかもしれない。その中で、どの製品が自分にとってベストなのか、さまざまな情報を活用して見極めたいところだ。