さらに振り返れば、喫茶店やスナックのテーブルで「スペースインベーダー」に興じた若手サラリーマンは、60歳に手が届くころ。このアーケードゲームが世に出たのは1978年のことでした。

 一方、96年発売の「ポケットモンスター」に興じた小学生は、すでに社会人となっています。捕まえた新種を「ポケモン図鑑」に並べたり、友達と通信ケーブルを使ってポケモン交換して友情を育んでいた彼らは今、ごく自然にソーシャルゲームでデジタル画像やアイテムのコレクションを楽しんでいます。というより、現在のゲーム業界のクリエーターの中心は、ポケモンでゲームの世界観を養った世代でもあります。

 そう考えると、いまやゲームというのは特定の世代のものではなく、老いも若きも、何らかのかたちでゲームに親しんできており、世代間を結ぶ共通体験として、コミュニケーション上の重要な存在となっています。

 だからこそあらゆる業種・業界が、人を惹きつけ、虜にするためのシンプルな仕組みとして「ゲームのメカニズム」をビジネスに応用しようと狙っています。いわゆる「ゲーミフィケーション」そんな動きも追いました。

「ケータイ国盗り合戦」ともコラボ
夏イベントに合わせたお宝付録をご用意!

 そして、今号ではもうひとつ新しい試みとして、出張や仕事で外出が多い大人のビジネスマンに人気の「ケータイ国盗り合戦」とのコラボに取り組みました。

 現在、「国盗り」プレーヤーの数は107万人で、属性は30代以上が72.8%を占め、男性が62.3%。会社員(公務員を含む)が全体の78.5%。まさに『週刊ダイヤモンド』の読者層と被る、ということで、同ゲームの夏のイベント「2013夏の陣 鬼の信長100天下」に合わせた、お宝附録をご用意しました。

 このイベントに不可欠の「全国100城攻略地図」と、「旅の軍資金1万コバン」、「本誌限定のアバター&城下町アイテム」がダウンロードできる附録が綴じ込んであります。

 夏休みに家族揃って“国盗り旅行”などいかがでしょうか。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 深澤 献)