開会礼拝での金井船長のメッセージ

 事故後に知ったことですが、金井船長は2025年と今回の研修旅行において、初日の「開会礼拝」でメッセージを述べています。今年の内容についてはまだ情報を得ていませんが、2025年のメッセージ全文(約4000字)を取り寄せて確認すると、全体の約3割程度で、基地反対・抗議活動の意義について直接的に述べています。議論の場ではなく、開会礼拝の最初のメッセージでの内容として適切とは言えません。

 全文引用はどこに許可を得るべきかわからないため、現時点での引用は控えます。

 この内容に耳を傾けていた引率教員の中に、疑問を感じる人はいなかったのでしょうか。あるいは、違和感を抱いても声を上げづらい雰囲気があったのでしょうか。

 何度も伝えたいですが、私が普段、長女と知華の話から聞いていた「同志社国際高校」のイメージは、生徒も先生も自由闊達で、多様な意見を尊重し合う学校でした。しかし、この沖縄研修に限っては、その本来の姿からは遠くかけ離れているのです。

第三者委員会

 3月28日付けで、学校法人同志社が第三者委員会を設置したと発表しています。

「2026年3月16日に同志社国際高等学校の沖縄研修旅行中に発生いたしました海難事故に関する事案につき、沖縄研修旅行の実施プロセスにおける事実関係の解明、原因分析及び再発防止策の提言を得ることを目的」
https://www.doshisha.ed.jp/information/index.php?c=topics_view&pk=1774675612 

 とあります。事故当日のプロセスや安全管理面の話はしっかりと解明されると思いますが、

・コース設計の経緯と人選
 過去に遡り、どのような経緯でこの沖縄旅行のコースが固定化されていったのか。
 生徒に説明や講義を行う人物の選定は、誰が、どのような基準で行ってきたのか。
 それはなぜなのか。

・透明性
 沖縄旅行において協力を依頼する企業、組織、団体と、学校との契約は透明性が確保されていたか。

・チェック機構
 教員内で研修旅行のレビューを、中立性、安全性の観点を含めて実施されていたか。
 その際に異論を唱える教員はいなかったのか。

 も合わせて解明されることを期待しております。

 また今回の事故を受け、文部科学省や全国の教育委員会には、あらためて「平和学習」のあり方についての実態調査を行い、正すべき点は速やかに正していただくことを期待しています。