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辺野古転覆事故により、同志社は関西私立トップエスカレーター校の座から滑り落ちてしまうのか。経営が傾いてしまうのか。連載『教育・受験 最前線』では、連載内特集『エスカレーター校 クライシス2』をお届けする。#6では、同志社国際中学校・高等学校を含め同志社系列校個々の経営状況を明らかにするとともに、経営データを軸に5項目を5段階評価するダイヤモンド編集部独自の「裏成績表」で関関同立を比較。同志社の現状と今後を分析した。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
関関同立で群を抜く存在
同志社の経営は傾くのか?
関西の難関私立大学群「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)において、同志社大は群を抜く存在であり、関西大、関西学院大、立命館大のいずれかの合格者が同志社大にも合格した場合、ほぼ全員が同志社大への進学を選んできた(『「関関同立ダブル合格者」はどっちを選ぶ?【衝撃の最新25年度入試勝敗表】関西大がついに関西学院大に逆転勝利!』参照)。同志社大からすれば、関関同立で一緒にくくられたくもなかった。
同志社大を含むエスカレーター校を運営する学校法人同志社の財務も良好。関西のトップエスカレーター校として君臨し続けることが容易に想像できた。
ところが、ここにきて雲行きが怪しくなってきた。
沖縄県名護市辺野古沖で修学旅行中の同志社国際高等学校の女子生徒らが小型船の転覆で死亡した。事故を受けて4月下旬、文部科学省は同志社に赴いて調査を行った。そこから学校法人が旅行の詳細を把握しておらず、安全管理に改善の必要があることが明るみに出た。
信頼が揺らぐ同志社は、関西私立トップエスカレーター校の座から滑り落ちてしまうのか。経営が傾いてしまうのか――。
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