沖縄県辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校の生徒と船長が死亡した。国土交通省と内閣府は、死亡した金井創船長(71)を海上運送法違反の疑いで刑事告発する方針だと報じられている。亡くなった高校2年生の武石知華さん(17)の遺族は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」というnoteで情報発信を続けている。遺族の許可を得て、全文を転載する。(ダイヤモンド・ライフ編集部)
愛娘・知華について 2
2026年3月30日 17:01
中等部
姉が高校から入学し、楽しそうに通っていたのを見て、「私もお姉ちゃんと同じ学校に通いたい」と思っていた知華は、中等部に入学し、とても充実した日々を送っていました。
同志社国際は、帰国生受け入れ校で、帰国生向け入試では、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語の中から最も得意な言語を選択することができます。また、帰国生だけではなく、国内一般受験ももちろんあります。
同級生たちは、日本人が中心ですが、様々な国や地域で過ごしてきた帰国生が多く、多文化、多様性を絵に描いたような学校です。
校風も自由闊達、男女問わず名前で呼び合い、制服なし、髪型、髪色の決まりもなく、知華も毎日楽しく、おしゃれしながら登校していました。あと3分、髪のセットを早く終わらせてくれれば、朝の送りも急がなくて済むのに、と毎日心の中で笑いながら思っていました。
長女が高校2、3年、知華が中学1、2年の頃はまだコロナの影響が残っており、校内イベントも縮小されたものが多かったのは残念でした。長女の場合、今回事故のあった研修旅行を例にとると、
・高2での沖縄旅行は延期
・高3での実施が検討されながらも中止
・舞鶴に行き先変更して実施を検討 → 状況が再度悪化し中止
・「硫黄島からの手紙」を校内で見る映像学習のみに変更
となってしまいました。
長女は「東京のJDになりたい」と一般受験で別の大学へ進学、知華は同志社国際高校に入学となります。
2024年8月 Double Six Beach 写真は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より







