米グーグルが昨年、この活気のないインド沿岸部の都市に進出した際、政府は大歓迎し、同社が人工知能(AI)用データセンターを建設するのに数十億ドル相当の優遇措置を与えた。当時はAIのことを聞いたことがない住民もいた。「ジェミニ」や「チャットGPT」はなおさらだ。住民がよく分かっているのは、ビシャカパトナムには水が乏しいということだ。データセンターのサーバーを冷却するには通常、大量の水が必要になる。この150億ドル(約2兆4000億円)のプロジェクトのために、多くの住民は過去数十年にわたり耕作してきた土地から追い出された。自分たちのコミュニティーが完全に空洞化してしまうのではないかと懸念する人もいる。