「うちの子、ノートがぐちゃぐちゃで……」
「丁寧に書きなさいと言っているのに、全然直らない」
そう悩む親御さんは多いですが、実はノート指導には多くの家庭が気づかずにやってしまう“落とし穴”があります。良かれと思って言っている一言が、子どものやる気を奪ってしまうこともあるのです。では、子どものノート力を本当に伸ばすには、親はどのように関わればいいのでしょうか。本記事では、「ノート」の書き方が学力に直結するという算数のカリスマ家庭教師安浪京子先生と、国語・理科・社会のベテラン家庭教師の知見が詰まった著書『中学受験必勝ノート術』(安浪京子著・ダイヤモンド社刊)の中から、一部抜粋・編集してお届けします。

【国語力が伸びる子の共通点】問題を何冊解いても伸びない子との決定的な違い勉強の効果が出にくい国語ノート。『中学受験必勝ノート術』より

国語はフィーリングで解いてはダメ

 たくさん問題を解いているのに国語が苦手だという子の多くは、フィーリングで解いています。その時の気分で解いて、答え合わせも「ア」を「イ」と書き直して終わってしまう。

 でも、国語はフィーリングではありません。

 選択問題にしろ記述問題にしろ、必ず本文に根拠があります。ですから、日ごろから「答えの根拠を見つけ出す練習」や、自分なりの「気付き」を積み重ねていくことが非常に大切です。

「気付き」というのは、「理由を聞かれている問題のときは、『◯◯から』と書かれているところを探す」や、「この言葉を知っていればこの問題は解けた」など、今後、正解していくための足掛かりとなるものです。

 国語は、他の教科と違い、まったく同じ問題に当たることはありません。ですから、問題を解くごとに解法を抽象化して、蓄積していく。それが叶うような「演習ノート」を作りましょう。

 冒頭のノートは、解いて丸つけをして終わりという典型的なNG例です。目指したいOKノートは、下記の写真の通り。このノートの具体的なポイントは、本書で説明しています。

【国語力が伸びる子の共通点】問題を何冊解いても伸びない子との決定的な違い実力がつく国語ノート。『中学受験必勝ノート術』より

 ぜひ、「中学受験必勝ノート術」に詳細を記しておりますので参考にして、お子さんに正しいノートの使い方を教えてあげてください。
(国語担当:青山麻美先生/株式会社アートオブエデュケーション元関西指導部長・現Two Heads専務取締役)

*本記事は、「中学受験必勝ノート術」から、抜粋・編集したものです。