マディソン・スクエア・ガーデンに詰めかけた米プロバスケットボール協会(NBA)ニューヨーク・ニックスのファンたちは、長年のファンで、かつては自分たちの側の1人でもあったドナルド・トランプ大統領を迎え入れた。その態度は、NBA決勝第3戦を前に対戦相手のサンアントニオ・スパーズに対するものと同じだった。国歌斉唱中にプライベートボックス席から敬礼する大統領の姿が巨大スクリーンに映し出されると、一斉にブーイングが降り注いだ。ニューヨーク市がリベラル派の牙城であることを考えれば、この反応は想定外のものではない。ただ、トランプ氏の文化的な影響力が低下しつつある兆候を示す中での出来事だった。「この試合に彼が来るなんてばかげている」とスポーツ専門局ESPNのアナリスト、スティーブン・A・スミス氏は述べ、トランプ氏のために会場周辺の警備が強化され、長い行列ができたことに不満を示した。「これが原因でニューヨーク・ニックスが今夜負けたら、彼のせいだ」
薄れゆく「トランプ2.0」の熱狂
大統領の文化的影響力は自らが体制側になることで低下している
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