ドナルド・トランプ米大統領は15日、中東の海上交通の要衝、ホルムズ海峡が19日に完全に開放されると表明した。米国、イラン両政府は19日のスイスでの覚書署名をもって4カ月にわたる戦闘に終止符を打ち、核協議を開始する計画だ。トランプ氏はレマン湖畔で開幕した主要7カ国首脳会議(G7サミット)の冒頭で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領の横に座り「このディール(取引)は署名済みで、海峡はすでに一部開放されている」と話した。また、「船舶は(海峡から)出始めている。19日には完全に開放される」とし、「自由な航行」が実現すると言い添えた。だが、複数の米当局者は、トランプ氏の発言と同時に記者にブリーフィングし、ホルムズ海峡で通常運航が再開されるには2週間以上かかる可能性があると語った。