ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎は第4外科での研修が終わり、精神科で研修が始まった。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第99話「差別の生まれるところ」を掲載する。
【あらすじ】
主人公は永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎、25歳。精神科で研修中だ。
ある小学校で、刃物を持った男が、窓から子どもたちのいる教室に侵入し、多くの子どもたちを襲うという事件が起こった。男は精神病院に入退院を繰り返していたことも報道され、病棟の患者たちにも動揺が広がっていた。
そんな中、斉藤は病院の会議に呼び出され、教授に「あなたは門脇さんが取材のため体験入院しているという事を知っていましたか?」と唐突に尋ねられた。
指導医の伊勢谷は、斉藤を追及する教授に対して反論し、「精神医療者は社会に対し、もっと情報を開くべきです」と訴えるも、教授は伊勢谷に対して「そうやって前の病院にもいられなくなったんじゃないですか?」と言い返す。
会議後、斉藤は伊勢谷に「何だったんですか? 今の会議」と問うと、小学校の事件を受けて「マスコミの取材には応じるな」という意味あいが大きいという。しかし、伊勢谷は報道には精神科に関わる医師がもっとオープンになるべきだと考えていた。
「結局患者を差別しているのは、まずは医者なんですよ」と斉藤に愚痴をこぼす。
そんな中、伊勢谷の予想した通り、世間では小学校を襲った男の通院歴や過去の事件なども報道され、精神病に対して差別的な空気が広がっていた。
若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰







