
ザイでは毎週土曜日、『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』にて、いま一番注目のオススメ株を紹介している。その、ウィークリーZAi6月15日号から、特に注目の2銘柄を、ピックアップしてお届け!(小林大純、仲村幸浩、ダイヤモンド・ザイ編集部)
※株価等は2026年6月5日。
減益予想は保守的すぎる?
独ミライ社を軸に海外成長へ
ひとつめの注目株は、森永乳業(東証プライム・2264)だ。6月末基準で1→4株分割を実施すると発表。9月権利確定の株主優待の内容については、8月末までをメドに開示する予定だ。分割前の既存株主については
優待額などが現行制度を下回らないよう検討するという。分割前水準で100株未満、すなわち分割後400株未満の優待進呈基準が設定されるかなど、新制度の詳細に注目しておこう。
2027年3月期の営業利益は前期比7.2%減の320億円になる見通し。決算発表直後はネガティブサプライズと受け止められ株価が急落する場面もあった。ただ中東緊迫化による悪影響を反映したり(逆に対策による影響緩和は織り込んでいないよう)、独子会社ミライの業績前提が保守的だったりしており、実際には今期も増益が続くとの見方が多い。株価の下落も一時的なものにとどまった。
ミライ社は栄養価に優れた乳たんぱく質「ミライプロテイン」を製造しており、このミライ社を軸に海外事業の成長期待が高い。国内では2026年6月2日に広島森永乳業の生産中止・解散を発表し、構造改革の進展が評価されている。また前期まで10期連続の増配を達成しており、今期も業績上ブレなら実質増額が期待できそう。
【投資スタンス】配当&優待狙い長期投資
【買いの目安】押し目買いを狙うなら株式分割前で4400~4500円程度(分割後1100~1200円)
【売りの目安】今後1年程度の目標株価として分割前5500円超(分割後1400円超)

◎この株を選んだのは…小林大純:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院MBA修了。金融情報会社等を経て、現在は日本株アナリストとして各種メディアで幅広く活躍中。株主優待株の分析に定評があり、優待品の魅力のみならず業績や利便性まで加味した多角的な評価が支持を得る。また新興市場やIPOにも精通し、将来性豊かな高成長株を見抜く鋭い分析力で、多くの投資家から厚い信頼を集める。








