米オープンAIの製品・ビジネス部門責任者であるフィジー・シモ氏が、長期の病気療養のため常勤の役職を退く計画であることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社のナンバー2であるシモ氏は9日に社員宛てのメモで、自身の病状が悪化し、回復には予想以上の時間がかかるという理由で退任を決意したことを伝えた。同氏は今後、非常勤アドバイザーに就く。オープンAIは、年内にも予定される待望の新規株式公開(IPO)に向けた準備を進め、企業顧客の獲得で競合のアンソロピックに追いつこうとしている。シモ氏はサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)によって、製品・ビジネス部門責任者に選ばれており、同社の上場後にはさらに大きな役割を担うことが広く期待されていた。