スキマバイトのリアルを赤裸々につづったみやーんZZ著『タイミーさんが見た世界』
4000円の現金をもらって支払ったのが4330円なので、僕の持ち出しは330円。「あなたたち、募集に全額支給って書いていたのになんで4000円しか払わないんですか?」と担当者にクレームを言ってもよかったんですが、330円でガタガタ言うのもめんどくさかったのでやめておきました。
きっとこの人たち、働く人のこういう心理を見越して4000円という絶妙な金額を提示しているんでしょうね。
「記事はどこに掲載されるんですか?」
→担当者「わかりません」
というか、この僕らに払った飲食費4000円と受け取った4330円分の領収書、どんなふうに経理処理しているのかも気になってしまいます。僕が自腹を切った差額の330円分も自分たちの経費としちゃうんでしょうか? 税金とか、大丈夫なのでしょうか? いろいろ気にし始めたらキリがありません。
さらに帰り際、気になったので担当者に「この素材を使った記事はどこに掲載されるんですか? よかったら教えてください」と聞いてみたところ、「僕は業務委託なのでよくわかりません」と言われてしまいました。
これだけ作業させておいて「よくわからない」なんて、非常に怪しい。この人たちが自分で運営しているメディアにでも出すのかと思っていたのですが、もしかして僕はすごくグレーな仕事をさせられてしまったのかも……と不安になります。
ただ、この担当者を追求しても何も出てこなそうなので、「わかりました。ありがとうございます」と言ってこの日は帰路につきました。
仕事が終わって1週間
見つけてしまった真実
この仕事が終わってから「あれはなんだったんだろう?」とずっと気になっていた僕。
行ったお店の場所や名前はわかっていたのでしばらく、そのお店の情報をネットで追いかけていると仕事をした約1週間後、とあるサイトで僕の撮った写真や文言を使った口コミレビューを発見してしまいました。
「右投げ左打ちJ」(仮名)というよくわからない名前のアカウントによって投稿されている口コミを読んでみると、僕のいいことしか書いてないレビュー素材をさらに加工して、とても素敵なお店であるような口コミが書かれています。たった2品しか頼んでないのによくもまあ、これだけいいことが言えるものだと感心してしまうぐらい。







