そもそも、こういう口コミはあくまでも自分が自腹を切って体験したありのままのことを書くから信憑性があるものですよね。でも、このアカウントによる口コミはバイト代を払い、「いいことしか書くな」という縛りで作られたものであり、やらせの「サクラレビュー」というものに該当します。
しかも、このお店の口コミを時系列順に並べてみると、僕の作成した同じ素材を使いまわしてレビュー投稿しているアカウントが他にも3つ、見つかりました。
つまり、1人のバイトが作成した素材を4つのアカウントに分けて投稿して口コミ数を水増ししたり、お店評価の平均の点数を押し上げたりしているみたいです。きっと今回の雇い主は「△△万円でサクラレビューを○個、投稿する」といった契約をお店側としているんでしょうね……。
気になって調べてみたところ、このようなサクラレビューについて消費者庁は「口コミ代行業者が事実と異なる書き込みをするのは景品表示法に抵触する」としたガイドラインを出しているようです。実際は好意的評価が少ないのに一般消費者から高い評価を得ているように表示するのは景表法違反の「優良誤認」に当たるとしており、まさに僕の素材を利用したレビューはこれに当たると感じました。
知らなかったとはいえ、自分が景表法違反となるような仕事を請け負ってしまったことに非常にショックを受けました。スキマバイトに申し込んだだけなのに、知らぬ間に違法行為に加担してしまうなんて……。
「スキマバイトの闇」が見えた
残念なバイト体験
以前、スキマバイトで闇バイトの疑いがある不適切な求人が掲載され、大きな問題となったことがありました。今回の求人も、闇バイトほどの危険性はないかもしれませんが、違法行為の片棒を担ぐような求人が掲載されているのは問題があると感じました。
僕の作成した素材を使ってサクラレビューを掲載していたアカウントですが、僕が見た時点ですでに、それぞれ100軒以上のお店のレビューを書いていました。つまり、こんなふうにお金を払って口コミを書かせているお店がかなりたくさんあるということなんでしょう。







