3カ月以上にわたる爆撃や海上封鎖を経て、米国とイランは振り出しに戻った。両国は現在、イランの核開発計画への制限を巡って難航が予想される交渉に向けて準備を進めている。今回、イラン側は貴重な知見を携えて交渉に臨む。米国が仕掛けてくる最悪の事態にも耐え抜けるという考えだ。ドナルド・トランプ米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、2月28日に開始し40日間続いた激しい空爆作戦によって、イランの神権政治体制を打倒、あるいは少なくとも大幅な譲歩を迫ることができるとの賭けに出た。だがそのいずれも現実にならなかった。最高指導者アリ・ハメネイ師をはじめとするイランの指導部の多くが殺害され、同国の海軍、空軍、その他の軍事資産が壊滅的な打撃を受けたにもかかわらず、だ。