【マンガ】「墓参りにドローン!?」墓標のない最新の樹木葬霊園がすごかった『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書

葬儀や終活ビジネスの最前線、伝統から最新テクノロジーまでエンディング業界の今を伝える専門情報誌『月刊終活』(鎌倉新書)で連載されている『カラスヤサトシの終活レボリューション』(漫画/カラスヤサトシ)。今回は、第4話『ドローンでナビって、My Sweet Home』についてのエピソードを紹介する。(ライター 有馬ゆえ)

変わりゆく「お墓」のかたち

 既存の墓を撤去する「墓じまい」の件数が、長期的に大幅に増加している。

 墓じまいの際は、墓の中の遺骨を取り出して別の場所に移動する「改葬」が行われるが、厚生労働省「衛生行政報告例」【註】によれば、改葬の件数は2000年度の6万6643件が2010年度には7万2180件へ、さらに2024年度には17万6105件へと長期的に大幅に伸びている。

 現在一般的にイメージされる、家族単位で墓石を建て、代々継承していくタイプの「家墓」は、戦後、都市部を中心に広まっていったものだ。

 戦後の大都市部では、人口集中が進むと同時に墓地の需要が拡大し、都市移住者の入る墓がないことが問題となった。そこで、高度経済成長期に民間事業者により開発された郊外型霊園が広まり、1990年代から2000年にかけては霊園開発ラッシュが巻き起こった。

 しかし2000年代中頃になると、アクセスが悪く、草むしりや墓石の清掃など手入れの手間がかかる郊外の家墓は、それを購入した団塊の世代にとっても、後継者であるその子ども世代にとっても負担となっていく。

 他方で、就職で都市部に出てきた地方出身者、家墓の後継者を持たない、後継者がいても負担をかけたくない持ち主も同様で、2000年代以降、じわじわと墓じまいの需要は増加。同時に、霊園市場は、ニーズに合わない墓は売れ残るというシビアな状況になっていく。

 現代も全国各地で霊園開発はなされているが、その形は多様化しており、墓石をシンボルとする一般的な墓だけでなく、植物や花壇を墓標・シンボルとする「樹木葬」、屋内施設に遺骨を納める「納骨堂」といった形態もある。

 また、承継者を必要としない「永代供養墓」ができたり、施設によっては、血縁関係のない友人やパートナー、同性カップル、ペットなどとも一緒に眠れる区画を設けるところもあったりと、消費者ニーズに合わせた特色を持つ霊園が増加している。

富士箱根伊豆国立公園内にある大規模樹木葬霊園
「はなうたガーデン伊東」をマンガでレポート!

 漫画家のカラスヤサトシ氏は2025年6月19日、静岡県伊東市にある大規模樹木葬霊園「千の花咲く海辺の丘 はなうたガーデン伊東」(以下、はなうたガーデン伊東)を訪問した。

 はなうたガーデン伊東は、2024年9月オープン。相模湾・伊豆七島・富士山をのぞむ富士箱根伊豆国立公園内にある、約4万8000平米の大規模樹木葬霊園だ。

 カラスヤ氏は、当日の印象をこう語る。

「この日は快晴で、海も空もきれいで気持ちよかったですね〜。空気もおいしくて、小旅行みたいな取材でした」

「ドローンなど最新技術を使った仕掛けがあったりもして、面白かったです。ただ、広大な敷地を自動運転のカートで移動したのは、ちょっとだけ怖かったですね……」

 カラスヤ氏がそのリゾート感に酔いしれた、今時のニーズを盛り込む樹木葬霊園「はなうたガーデン伊東」。その様子は、「カラスヤサトシの終活レボリューション」でチェック!

【註】厚生労働省「令和6年度衛生行政報告例」(生活衛生・第6表 埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040359174
『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書『カラスヤサトシの終活レボリューション』(c)カラスヤサトシ/鎌倉新書
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