米飲料大手コカ・コーラの幹部ワディ・プラット氏は、イリノイ州デスプレーンズに新しくできたハンバーガーチェーン店で車を止めた。レイ・クロックという男性がホースで駐車場に水をまいていた。野心的なビジネスマンであるプラット氏は、クロック氏が全米に展開しようとしていたマクドナルド店には看板ドリンクが必要で、コカ・コーラがぴったりだと考えた。この2人の1955年の握手によって成立した取引は、二つのブランドを固く結びつけた。両社はセットで米国資本主義の象徴となり、米国そのものの象徴となった。「それ以来、われわれのブランドは一口ごとに結びついてきた」。コカ・コーラは昨年、提携70周年を祝うリンクトインへの投稿でこう述べた。