「叶えたい夢がある」「実現したい目標がある」。そう思っていても、途中で迷ったり、気持ちが続かなかったりすることは少なくありません。話題の書籍『人生アップデート大全』(池田貴将著)では、夢や目標を実現するための考え方を紹介しています。今回は、その中から夢の叶え方につながる一節を抜粋・再編集してお届けします。
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ほうっておくと、脳はラクなほうに流れる
「どうして目標を達成できないんだろう?」
と思うことはありませんか。
実はここに、「目標につまずく本当の理由」が隠れています。
そもそも「目標が1つしかない」のであれば人生はシンプルなのです。
人生が複雑になるのは、同時にいくつもの目標が存在するからです。
「健康的な体形になりたい」と思ってウォーキングしているのに、同時に「新作ドーナツを食べたい」という気持ちも持っていたら、脳の中では目標が正面衝突します。
目標がぶつかると、脳は混乱し、エネルギーを消耗し、そして結局一番ラクなほうへと流れてしまうのです。
ラクなほうとは、「短期的に快感が得られる」「短期的に苦痛から逃れられる」選択です。
朝早く起きるより二度寝。ダイエットより甘いもの。勉強よりSNSへと流れていくのです。
「隠れた目標」に気づくと、「叶えたい目標」を達成しやすくなる
大事なのは、目標を達成できないのは、意志が弱いせいではなく、「目標がぶつかっているだけ」だと気づくことです。
「健康的になりたい」と思う一方で「新作ドーナツが食べたい」という隠れた目標が動いている。ただそれを意識していなかっただけなのです。
ある研究でも、ダイエットや禁煙に成功した人は「お酒を飲むと、タバコを吸いたくなるかも」など、自分の“隠れた目標”に気づき、先に対策していた人たちでした。
「感情が強く動くもの」に脳は反応する
重要なのは、「なぜそっちを選んでしまったのか?」と振り返ること。
脳は「感情が強く動く目標」を優先します。
衝動買いしてしまうのもそのためです。人は「感情が先、理屈はあと」なのです。
だからこそ、目的を立てるときは、「心が動くもの」が必要です。
「この行動で人生がもっと自由で幸せになる」と感じられれば、脳の優先順位が変わっていきます。
いくつも願いは叶っている
アメリカの世界的な資産家ウォーレン・バフェットは、目標設定についてこう語っています。
1 まず、自分の叶えたい目標を100個書き出す
2 その中から、本当に叶えたい5つを選ぶ
彼はこう言います。「君がこのトップ5つの目標を達成できない理由は、その他の95個の目標を追いかけるからだ」と。
つまり、本当に価値の高い5つの目標が叶わないのは、残りの95個のどれかを叶えてしまっているから、ということなのです。
バフェットは「意志が弱いから達成できない」「時間がないから達成できない」「自信がないから達成できない」という言い訳を真っ向から否定しています。
「ほら、その他のものはいくつも叶っているでしょう」と。
夢を叶える行動ベスト1:「何を叶えるか」を決める
あなたはどれか1つを選ぶなら、何を叶えたいでしょうか?
大切なのは、「叶うかどうか」ではなく「何を叶えると決めるか」。
その選択が、これからのあなたの人生の質を決めていくのです。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)








