小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「話すときに気をつけること」について、ライターの柴田賢三氏にご寄稿いただいた。(企画/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「すわりしょん」という言葉
「すわりしょん」
“自主規制”で、ひらがなだけで文字にすると「ぬらりひょん」のように見えますが、妖怪ではありません。
漢字とカタカナを組み合わせて正しく表記すると、さすがに編集者さんに怒られそうなので冒頭のような書き方にしてみました。
昭和生まれの男は「立ってする」のが当たり前でした。
ところが最近は、安い居酒屋などにも貼り紙があり、「座ってしてくれ」とお願いされるのです。
銀座の高級クラブならいざ知らず、下町の居酒屋でこの手の貼り紙に遭遇すると「なに言ってやがる。そんな店かよ」と心で悪態をつきますが、小心者の私は素直に指示に従います。
「話すとき」に気をつけること
『小学生でもできる言語化』という本の著者で作家の田丸雅智氏は、言語化に挑む際に重要なことは言葉の「主役決め」だと解説しています。
――『小学生でもできる言語化』より
私はこの原稿を書くにあたって、主役は決めた上で、あえて「明確に言語化しない」というチャレンジをしています。
想像以上に難しく、筆が進みません。
最低800字は書かなければいけない契約ですが、現時点で500字に満たない状況です。
言葉を「再生」する
それでも、このテーマにしたかった理由があります。
同書で田丸氏は、言葉を「おもちゃのブロック」にたとえて言語化することを推奨。
そのブロックを、とりあえず組み合わせて言語化に挑戦し、“ある技”を使って完成を目指すとうまくいくはずだと繰り返し教えてくれます。
これは、書かれた言葉「だけ」から浮かんでくる内容を、試しに頭の中で再生してみるという方法です。
――『小学生でもできる言語化』より
私は、直接「それ」を示す言葉を極力使わず、「お試し再生」だけでも読者の皆さまに内容が伝わるように書いてみたいと思ったのです。
ただ、ここにきて「ほかにもテーマがあったのではないか」と猛省いたしております。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)








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