トランプ米政権はキューバの共産主義政権に対する圧力を強化しており、同国にとって最も貴重な「輸出品」であり、数少ない外貨獲得源となっている海外派遣医療団に照準を合わせている。米国はこれまで、キューバ向けの燃料輸送を阻止し、同国の高官らを制裁・起訴し、海外在住キューバ人が本国の親族へ送る送金を制限してきた。キューバは50カ国以上に医師や看護師を派遣し、その対価を受け取っている。長年続いてきたこの海外医療派遣プログラムを締め上げようとする米国の取り組みは、すでに深刻な経済危機に直面しているキューバにとって甚大な打撃となりかねない。トランプ政権当局者は、キューバ人医療従事者を受け入れている国に対して契約の終了や縮小を求め、応じない国には査証(ビザ)の発給制限などの措置を取ると警告している。国務省報道官によると、米政府はキューバの医師派遣プログラムの「搾取的な慣行」に関する情報を他国と共有し、キューバ人医師を利用する国に対しては、キューバ政府を介さずに本人を直接雇用し、直接給与を支払うよう促している。
キューバの頼みの綱「医師輸出」、米の締め付け強まる
トランプ政権はキューバ人医療従事者を受け入れている国に契約の終了や縮小を要求
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