小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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Q.「語彙力」を伸ばす習慣はありますか?
――『小学生でもできる言語化』には、言語化力を高めるさまざまな方法が紹介されていますよね。言語化するには、まず言葉を知らなければ始まりません。日頃から語彙力を伸ばすために、子どものうちから身につけておくといい習慣はありますか?
習慣①「日本語の単語帳」を作る
田丸雅智氏(以下、田丸):そうですね。
『小学生でもできる言語化』に登場する「とりあえず人をまねてみる」とか、「日本語の単語帳を作る」ことは、簡単にできて効果的だと思います。
あと、知らない言葉に出会ったら調べてみる、とか。
――『小学生でもできる言語化』では、「日本語の単語帳を作る」という方法が紹介されていますよね。
英語の単語を覚えるときに単語帳をつくることはあっても、日本語の単語帳は意外とつくったことがないのではないでしょうか?
やり方はシンプルで、生活していて知らない言葉と出合ったときにノートやメモ帳やカードなどに書いておき、何度も見返して覚えるだけです。
英語と同じで単語を丸暗記するだけでは使えるようにはならないので、単語帳には辞書で調べた言葉の意味や、簡単な例文も書いておくのがオススメです。
――『小学生でもできる言語化』
習慣②「今日の体調」を言葉にする
――ほかにも、語彙力を伸ばすためにおすすめの習慣はありますか?
田丸:逆にいうと、何事もそうですが、シンプルなことをどれだけ積み重ねていけるかが大切だと思います。
あとは、「今日の体調を言葉にする」ことも、おすすめできますね。
――たとえば、「今日はなんとなくだるい」「雨だから気分が重い気がする」くらいでもいいのでしょうか?
田丸:そうですね。
どんなに些細なことでも、自分なりに考えて言葉にすることから思考することは始まりますので。
体調、天気、今日あった嬉しかったこと、楽しかったこと――まずは言葉にしてみる。
できれば、「なぜだろう?」というところまで考えて、ぜひ言葉にしてみてください。
――それなら今日からでも始められそうですね。自分の気持ちや考えを言葉にするのが苦手な子でも、無理なく続けられそうです。
習慣③「ひと言日記」を書く
田丸:それから、ベタですけど、日記を書くのもいいんじゃないかと思います。
別に長く書く必要はなくて、一言でも、1行でもいい。
書けないときは、「書けない」と書くのでもいいんです。
何なら、架空の出来事を書いて、ウソ日記のようにしたっていい。
それをなるべく続けることが大事です。
人に見せなくてもいいですからね。
見せることが目的じゃなくて、言葉にする習慣をつけることが目的になってもらえればと思います。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)








