ビジネスで絶大な効果を誇るトヨタ流「なぜなぜ5回」。優秀な問題解決メソッドですが、そのまま子育てに持ち込むと、子どものやる気を削ぎ、心を壊す危険性があるのをご存じですか? 大人の常識は、時に子どもへの過度なプレッシャーに変わります。良かれと思って発する言葉が逆効果になる理由と、本当に成長を促す適切なアプローチについてお伝えします。
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子どもを伸ばすはずが逆効果?
トヨタ流「なぜなぜ5回」を教育に持ち込む危険性
ビジネスの最前線で大きな成果を上げている問題解決の手法が、子育てや教育の現場でも同じように機能するとは限りません。良かれと思って取り入れたアプローチが、実は子どものやる気を削ぎ、大きなストレスを与えてしまっている可能性があります。
そこで、ビジネスパーソンに広く知られる有名な思考法を例に、子どもへの適切な接し方について考えてみましょう。
ビジネスで絶大な効果を生む「なぜなぜ5回」
ビジネスパーソンであれば、一度は耳にしたことがある有名な手法があります。
世界に冠たるトヨタ自動車の現場力の高さの1つに、「なぜなぜ5回」というものがあります。これは現場での原因究明法で、「なぜ」を5回繰り返すことによって、ミスを根絶して無駄を廃することが、トヨタ流「カイゼン」の原動力の1つになっているのです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
トラブルが起きた際、「なぜそれが起きたのか」を深く掘り下げることで、表面的な対処ではなく根本的な原因を解決することができます。これは組織を成長させるために非常に有効なメソッドです。しかし、これをそのまま家庭や学校での教育に当てはめてしまうのは危険です。
親はつい、ミスをした子どもに対して「なぜそんなことをしたの?」「どうして言われた通りにできないの?」と問い詰めてしまいがちですが、これには注意が必要です。



