子どもに「なぜ?」を繰り返してはいけない理由
なぜ、教育現場で「なぜ」を多用してはいけないのでしょうか?
もっとも、教育の現場において、ただ質問を繰り返すだけでは、子どものメンタルを壊してしまう危険をはらみます。子どもは、「なぜこうしたの?」と問われることを基本的に嫌います。うまく言語化できない場合が多く、答えに窮してしまいがちだからです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
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大人であれば自分の行動の背景を論理的に説明できるかもしれません。しかし、子どもはまだ大人ほど語彙力が発達しておらず、自分の複雑な感情や行動の理由を正確に言葉にすることができません。
言葉にできない状態のまま何度も「なぜ」と問われれば、まるで尋問されているかのように感じ、心を閉ざしてしまいます。
子どもには「なぜ」ではなく「どうすれば」を!
相手の成熟度に合わせたアプローチをとることが、教育における重要なポイントです。
「なぜなぜ5回」に慣れ親しんでいる優秀なトヨタ社員なら言語化できるかもしれませんが、まだその境地に至っていない上手に言語化できない子どもに何度も問いかけを強いるのは、子どものストレスになってしまい、マイナスの効果を生んでしまいます。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
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子どもが失敗したときは、過去を責める「なぜ(Why)」ではなく、未来の解決策を一緒に考える「どうすれば(How)」に問いかけを切り替えてみましょう。
「次はどうすればうまくいきそうかな?」「お父さん・お母さんに何を手伝ってほしい?」とアプローチすることで、子どもはプレッシャーを感じることなく、前向きに自分の行動を振り返ることができます。
子どもの成長を促すためには、高度なビジネススキルをそのまま押し付けるのではなく、まずは子どもの「言語化の壁」を理解し、寄り添う姿勢が何よりも大切なのです。





