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ストレスを減らし、忙しい毎日の中で「心を整える」ためには、どんな工夫ができるのか。スマホケースやカバンの見直し方、1日1回スマホでできる簡単な習慣を紹介する。※本稿は、順天堂大学医学部特任教授の小林弘幸『メンタルは肉体が9割』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。
「探すストレス」を減らす
スマホケースの色とは?
物が見つからない――。
それだけで、体は思っている以上に緊張状態に陥ります。
カバンの中を探りながら、「どこだ、どこだ」と何度も手を動かす。ポケットを確認し、書類の下をのぞき、心当たりの場所を探す。ほんの数十秒のことでも、その時点で自律神経のバランスは乱れ始めます。
結果的に見つかったとしても、「ないかもしれない」と感じて探し始めた時点で交感神経の働きが急激に高まってしまうのです。
できるだけ「探さない」ようにしたいところですが、そのために意識すべきはスマホケースの色です。
スマホケースは、カバンの中で目立つ色を選びましょう。黒いカバンを使っている人が、黒や紺、濃いグレーのスマホケースを使っていると、カバンの内側の素材の色と同化して見つけにくくなります。反対に、赤、黄色、オレンジ、明るいブルー、白など、背景と差がある色を選ぶと、ひと目で見つけやすくなります。
ケースを選ぶときには「好きな色かどうか」だけでなく「すぐ見つかる色かどうか」にも気を配ってみてください。
カバンを選ぶときは
物を探さなくて済むものを
カバンの選び方にも、その観点を取り入れてみましょう。
カバンは、デザインやブランドも大事ですが、毎日使うものですから、どこに何が入っているかがわかりやすいこと。必要な物を、必要なときにすぐ取り出せること。このような、「心を乱さないカバンかどうか」もチェックしてみてください。
例えば、内側が真っ黒で、仕切りの少ない大きなカバンは、物が迷子になりやすい。財布、鍵、イヤホン、名刺入れ、書類が一つの空間に入っていたら、それらを取り出すたびに小さなストレスが積み重なっていきます。
反対に、ポケットが分かれているカバンや、内側の色が明るいカバンは、物の位置が把握しやすくなります。
もちろん、荷物を減らすことも大切です。必要のない物が多く入っていると、必要な物が見つかりにくくなります。そのため、1週間に1回はカバンの中身をチェックする習慣をつけるとよいでしょう。本当に必要な物だけに絞って持ち歩くことで、心身を不安定にする「迷い」を減らすことができます。
カバンの中身は、その人の頭の中の映し鏡だともいわれます。カバンが整理されていないとき、たいてい頭の中も不要なものばかりに支配され、必要なものを見失いやすいということです。
カバンを整えることを通じて、思考と行動の流れを整えてみましょう。
忙しい人の心をスッと
ラクにする簡単な習慣とは
忙しい日が続くと、自分の気持ちを振り返る余裕がなくなります。朝から晩まで予定に追われ、仕事に向き合い、移動し、家に帰ったら疲れて眠るだけ。そういう毎日が続くと、心はいつの間にか乾いていきます。







