イランは3日、米国との協議は行われておらず、会合の予定もないと明らかにした。これに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領はホルムズ海峡の通航再開に向けた交渉時間を確保するため、イランに対する大規模攻撃を中止すると表明していた。トランプ氏は週末、第2次世界大戦以来で最大規模となる軍事攻撃を承認する用意ができていたものの、同盟国の要請を受けて思いとどまったと述べた。同氏は2日、記者団に対し、「われわれは出撃態勢が整っていたが、同盟国に中止を求められ、『様子を見よう』と言わざるを得なかった」と説明した。一方、イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は、対米協議が進行中だとするトランプ氏の主張を否定し、イランはいかなる協議にも代表団や交渉担当者を派遣していないと述べた。また、イラクの宗教施設を訪問中のアッバス・アラグチ外相を除き、自国の交渉担当者は全員が依然として国内にとどまっていると話した。