読み方の正解は(1)どうめき
川が氾濫する時に「ごうごう」とどよめく音がすることから

 百目鬼さんの名字は、川の洪水の音から生まれたものです。

 百目鬼さんの住んでいる地域の近くには、洪水の起こる川があります。昔から洪水を起こす暴れ川で有名で、川の名前にも鬼が付く鬼怒川です。鬼が怒ると書くことからも暴れ川が想像できます。

 川が氾濫する時は、とても怖いそうです。特に、夜になると辺りが見えないため、いっそう怖さが増します。

『難読 珍名 日本人の名字 クイズ』書影難読 珍名 日本人の名字 クイズ』(高信幸男、ダイアプレス)

 洪水が起こる前には、川が「ごうごう」と「どよめく」音が聞こえ、そして、いつ氾濫するのだろうかと「どよめく」音を聞く怖さは、ただの鬼ではなく百個の目を持った鬼に匹敵するほど怖いそうです。

 百目鬼さんの先祖も、この川の氾濫の恐ろしさを知り、その恐ろしさを後世に伝えるために百目鬼の名字にしたものと思われます。

 百目鬼を「どうめき」と読ませるのは、川の「どよめき」の音を「どうめき」としたものと思われます。

 百目鬼さんのエピソードでは、自分は優しいのに、百目鬼と書くためとても恐ろしい(怖い)人だと思われてしまうことだそうです。

 ただ、良かったことは、学生時代に柔道をしていて、当時(戦前)としては身長が183センチもあり、柔道着に百目鬼と書いてあったので、相手が怖がっているように見えたようです。

【「百目鬼」の答え】
読み方 (1)どうめき
問1 (1)茨城県
問2 (1)全国に約150軒
問3 (3)川が氾濫する時に「ごうごう」とどよめく音がすることから

体に関する名字クイズ
実在する名字はどれ?

実際に存在する名字はどれでしょう?(1)髭(2)白髪(3)黒髪(4)鼻毛(5)毛穴出所:『難読 珍名 日本人の名字 クイズ』(ダイアプレス)より

答えは……






【答え】(1)髭(ひげ)、(2)白髪(しらが)、(3)黒髪(くろかみ)、(4)鼻毛(はなげ)、(5)毛穴(けあな)

 髭(ひげ)さんは石川県に、白髪(しらが)さんは岡山県に、黒髪(くろかみ)さんは佐賀県に、鼻毛(はなげ)さんは大阪府に、毛穴(けな)さんも大阪府におります。

 白髪の由来は、白髪神社に関係があるものと思われます。白髪の生えるまで長生きできそうな縁起の良い名字です。

※県名に関しては、著者がこの県に多いと確認したものです。

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