ラム・ルピレッディ氏は2020年、友人からニュージャージー州の投資会社が宇宙開発企業スペースXなど注目されている未公開企業への投資機会を売り込んでいると聞かされたとき、自分の幸運をほとんど信じることができなかった。ルピレッディ氏はバージニア州アッシュバーンで妻と2人の子どもと暮らし、医療系企業でデータエンジニアとして安定した収入を得ていた。だが、ベイエリアに住む友人たちは有望なスタートアップ企業に早期投資をしており、自分もその輪に入りたいと思っていた。これはそのチャンスだった。その投資会社「レイト・ステージ・マネジメント」が販売していたのは実際の株式ではなく、株式を保有していると称する投資ビークルへの出資持ち分だった。