米オープンAIは投資家に対し、4-6月期(第2四半期)の売上高が前期比で18%増加した一方、損失が拡大したと伝えた。競合するアンソロピックに追いつくためさらなる成長を期待していた一部の株主を失望させる結果となった。同社は、4-6月期の売上高が67億ドルとなり、1-3月期の57億ドルから増加したと明らかにした。一方、営業利益率はマイナス幅が広がり、新規株式公開(IPO)を控える中、黒字化への道が遠ざかっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。アンソロピックは同時期の売上高が2倍以上の116億ドルとなり、初めてオープンAIを上回った。アンソロピックはまた、小幅な営業黒字に転換した。両社の明暗が分かれた状況は、年初から人工知能(AI)を巡る競争の構図がいかに劇的に変化したかを示している。チャットGPTの成長鈍化やアンソロピックのコーディングツール「クロード・コード」の成功が相まってオープンAIは劣勢に立たされ、事業の方向転換と経営陣の刷新を余儀なくされている。