米国はカナダの鉄鋼・アルミニウム・自動車に対する関税を引き下げる公算が大きいことが、交渉に詳しい複数の関係者の話で明らかになった。合意はまだ最終決定に至っていないものの、米国は鉄鋼とアルミの関税を50%から25%に、自動車に対する基本関税率を25%から15%に引き下げる案を検討していると関係者は述べた。正式発表までに合意条件は変更される可能性があり、交渉は依然として詳細を詰める段階にあるという。こうした措置は、ドナルド・トランプ米大統領が18日夜に発表した両国間の貿易合意の一環として実現する見通しだ。トランプ氏は、カナダに対する50%の関税発動直前に、発動を3日間延期すると発表していた。カナダ政府は、貿易交渉において鉄鋼・アルミ・木材・自動車などの分野での関税引き下げを優先事項とし、米国の要求に対してカナダが譲歩する条件としてきた。ただ、今回の合意の下で米国の関税がどのように変更されるのかについて、両国はこれまで正式に詳細を公表していない。