腰痛の原因にはさまざまありますが、そのひとつが「普段の姿勢」です。私は姿勢がいい、と思い込んでしまっている人は多いもの。腰痛だけでなく、肩こりや頭痛もひどいという人は赤信号かも?今回は、腰痛を引き起こしやすい姿勢とその影響について、姿勢改善トレーナー・Yumicoがわかりやすく解説します。(監修:理学療法士・Mizuho)

腰痛がひどい! どうすれば治るの?

「姿勢はいいはずなのに……」腰が痛くなる人が勘違いしていることPhoto: Adobe Stock

腰痛の原因には、内臓の病気やホルモンバランスの乱れなどもありますが、なかでも多いのは「姿勢不良」です。
デスクワークや家事などで慢性的によくない姿勢を取り続けているために、骨格がゆがみ、そのまま固まってしまっている人は少なくありません。すると、背骨の自然なS字カーブが崩れたり、骨盤がゆがんだりして周辺の筋肉に負担がかかるために、腰痛のような痛みが生じてしまうことがあります。

もし、腰痛のほかにも頭痛や肩こり・消化不良・便秘といった不調を抱えていたら、かなり姿勢が崩れている証拠かも?

全身の骨はつながっているので、どこか1か所でもゆがんでいると、必ずほかの部分にも影響が出てしまうものだからです。

「今の自分の姿勢がいいのか悪いのかわからない」という方は、全身鏡の前へ横向きに立ってみましょう。できれば、スマホで写真を撮ってみて!

あなたの姿勢は次のうち、どれかに当てはまっていませんか?

NG姿勢3つ書籍『ユミコアで-10歳ボディを手に入れる』に掲載されているNG姿勢

◯NG!反り腰
「自分は姿勢がいい」と思っている人に多い、間違い姿勢。胸を張って背すじがまっすぐになっているように見えますが、背骨が反りすぎて骨盤も前傾しています。下腹ぽっこりの原因にもなるので要注意!

◯NG!猫背+反り腰(スウェイバック)
反り腰から後ろ重心になっているのを、倒れないように背中を丸めてカバーしている姿勢。ストレートネックになりやすく、首や肩まわりの凝り、顔のたるみにもつながります。

◯NG!胸張り+反り腰
骨盤が前傾しているタイプの反り腰。お尻が引き上がっているので一見よい姿勢に思えますが、胸を張りすぎて肋骨が開いてしまっており、くびれのない寸胴体型になりがち。

逆に、正しい姿勢は、次のように耳たぶ、肩先、脚の付け根、ひざのお皿、外くるぶしが一直線につながっています。これを基本として、ご自身の写真と比べてみてくださいね。

正しい姿勢書籍『ユミコアで-10歳ボディを手にいれる』で紹介されている正しい姿勢

いかがでしょうか?
正しい姿勢をいつでもとれるようになれば、骨格のゆがみも整い、腰痛のような不調はすっきり改善します。加えて、小顔・くびれ・ヒップアップなど、見た目にもうれしい効果がいっぱい!
腰痛を根本から治したい方は、ぜひ姿勢からアプローチしてみてくださいね。

私たち大人に必要なのは、健康で不調がなく、自分を好きでいられる心地いい体。
「姿勢改善」は、特別なことをしなくても、健康とボディラインの美しさを同時に手に入れることができる素晴らしいものですから、意識してみてください。

監修:Mizuho
理学療法士・ユミコアトレーナー
国体選手だった祖父、父の影響で幼少期にスピードスケートを始め、大学まで競技に没頭。選手時代の経験から、ケガをしない体の使い方を学ぶために理学療法士の免許を取得。8年間スポーツ分野を中心に理学療法士として活動。ユミコアと出会い、トレーナーの道へ。病院勤務の経験もあり、理学療法士としての深い知識に基づいた効率的な体のつかい方、骨盤底筋の機能改善、姿勢矯正、産前産後のケアを得意とする人気トレーナー。