幸運を引き寄せるために必要なのは、何かを新しく始めることだけではない。むしろ、これまで抱えてきたものを思い切って「手放す」「捨てる」ことが、人生を好転させるきっかけになる。では、真っ先に手放すべきものとは何か。今回は、話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)より、幸運を引き寄せる人が実践している習慣を紹介する。

【人生後半】幸運を引き寄せる人の習慣・ベスト1Photo: Adobe Stock

幸運を引き寄せる習慣ベスト1:付き合わない人間関係を決める

私は人間関係で1つ決めていることがあります。

それは、「自分のスタンダード(基準)を下げる人とは付き合わない」ということです。

フィジカルのスタンダード、感情のスタンダード、思考のスタンダード、精神のスタンダード……日常の中で「最低でもこうありたい」と思っているものがスタンダードです。

そのスタンダードを引き下げる人であれば付き合わないことです。

「知人の知人の知人」からも影響を受けてしまう

「3次の影響」という衝撃の理論が存在します。

社会ネットワーク研究者のニコラス・A・クリスタキスがデータを32年間追跡して明らかにしたのは、人は「知人の知人の知人」(3段階先)の影響まで受けている、ということでした。

このデータでは、「友人が肥満になった人は、自分も肥満になる確率が57%増加する」ということも示しています。

つまり、友人が肥満になると、その先の友人も肥満になる確率が上がる。するとその先の友人も肥満になる確率が上がるということです。

「友人が幸せになると、その友人も幸せになる確率が上がる」

人間関係の影響力は幸福感でも同様に示されています。

友人が幸せになると、その友人も幸せになる確率が上がる。

先に行くほど、少しずつ影響は薄まるのですが、それでも社会ネットワークのパワーを示しています。

知人のことをくわしく知らなくても、それが感染していくのです。

付き合う人を選ぶことは、究極のサバイバル戦略

また、2000万人規模を分析した別の研究では、貧しい家庭の子どもが、裕福な友人を多く持つ自治体で育つと、大人になったときの平均年収が年間5100ポンド(約100万円強)高いということがわかりました。

付き合う人を選ぶことは、人生において究極的に大切なことです。

それは、今の自分、未来の自分を活かすためのサバイバル戦略なのです。