スコット・ベッセント米財務長官が、友人であり師と仰ぐ伝説的なヘッジファンド投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏から公然と批判を受けたことで、ウォール街は24日、衝撃に包まれた。ドラッケンミラー氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)への寄稿記事で、ベッセント氏による米国債市場への介入を厳しく批判し、利回りを押し下げるための買い戻し増額は間違いだと指摘した。WSJの寄稿ページは、編集部門とは独立して運営されている。ドラッケンミラー氏は、介入を正当化するような市場の機能不全は起きておらず、高インフレと膨張する連邦債務などが利回りを押し上げている要因だと述べた。投資家の関心は、ドラッケンミラー氏がかつての教え子に浴びせた痛烈な批判への驚きから、同氏が寄稿文の執筆に人工知能(AI)を使ったのではないかという疑惑へとすぐさま移った。ソーシャルメディア上では、寄稿文をAI検出プログラムにかけた結果、AIを使用したものだとの見方が一部で広がった。