「幸せな老後」と聞くと、あなたは何を思い浮かべるだろうか? 十分な貯金や健康な体、家族や友人とのつながりを思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし、年齢を重ねても毎日を楽しめる人には、それだけではない共通点があるようだ。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「老後も幸せでいられる人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「幸せな老後」って、いったい何なのか?
「幸せな老後」と聞くと、あなたはどんな生活を思い浮かべるだろうか?
十分な貯金があること?
それとも、健康な体があること?
家族や友人に恵まれていること?
……もちろん、どれも大切かもしれない。
祖母の密かな楽しみ
私の祖母は、80代になってから突然ピアノを習い始めた。
ピアノ経験はほとんどなく、「昔から一度弾いてみたかった」というのが理由だった。
祖母の家にはピアノとオルガンがあって、私が遊びに行くと「ピアノを弾いて」とよく言われた。
「今から始めて、弾けるようになるの?」と聞くと、
「別に上手にならなくてもいいの。ピアノに毎日一回は触るっていう、自分との約束なだけだから」
という答えが返ってきた。
その話を聞いて、幸せに年齢はあまり関係ないのかもしれないと思った。
では、何歳になっても新しいことを楽しめる人は、何が違うのだろうか。
「意味がない」と思った瞬間、可能性はなくなる
『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。
私は、私の人生を生きているんだろうか?
それとも、ただ時間を消費しているだけなんだろうか?
しかし、私たちがコントロールできるのは、一発逆転のような結果ではありません。
今、この瞬間の小さな一歩だけです。
「どうせできない」
「意味がない」
そう思った瞬間、可能性の芽は摘み取られてしまいます。
でも、動ける人は違う。
たった1つのヒトデを救うように、小さな行動を積み重ねていく。
そんな、あきれるほど小さな一歩を踏み出せる人こそ、自分の可能性を信じ、未来を切り開くことができるのです。
――『あきれるほど小さい習慣』より
年齢を重ねるほど、「今さら始めても意味がない」と思うことは増えるかもしれない。
今から勉強しても遅い。
今から趣味を始めても上達しない。
今さら新しい場所へ行っても仕方がない……。
しかし、「意味があるか」を考えて何もしなければ、毎日は変わらない。
幸せな人は「今さら」と言わない
一方で、老後も幸せでいられる人は、結果ばかりを求めない。
小さくても「やってみたい」を行動に変えるから、新しい経験が生まれ続ける。
老後も幸せでいられる人の特徴・ナンバー1は、「今さら意味がない」と自分の可能性を閉ざさないこと。
何歳になっても、人生を変えられるのは「今、この瞬間の小さな一歩」だけ。
その一歩を踏み出し続ける人ほど、歳を重ねても人生を楽しみ続けられるのだ。








