昔は仲がよかったのに、いつの間にか疎遠になってしまった。そんな経験はないだろうか。人間関係が壊れる原因というと、ケンカや裏切りなど大きな出来事を想像しがちだが、本人も気づかない日々の行動が影響していることもある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「気づいたら、人が離れていく人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「人間関係が長続きしない…」ことはありませんか?
ケンカをしたわけでもない。
相手を傷つけるようなことを言った覚えもない。
それなのに、昔は仲がよかった人と、気づけば疎遠になっている。
そんな経験はないだろうか。
「ちゃんと返そう」と思っていたら、1週間経っていた
この前、友人から少し長めのメッセージが届いたことがある。
仕事の相談が書かれていたので、「これはちゃんと考えて返したいな」と思った。
しかし、その日は忙しかったので後回しにした。
翌日も、「時間があるときにちゃんと返そう」と思った。
そして気づけば、1週間が経っていた。
慌てて返信すると、友人から、「忙しいと思ってたから大丈夫だよ」と返ってきた。
怒っている様子はなかった。
それでも、「ちゃんと返そう」と思っていた結果、相手から見れば私は「1週間、何の反応もない人」になっていた。
完璧を求めるほど、何もできなくなる
『あきれるほど小さい習慣』には、こんな一節がある。
むしろ、ほとんどの人は「疲れたら、すぐにゴロゴロしたい」と思うような、普通の感覚の持ち主です。
だからこそ、最初から「完璧すぎる計画」を立てて挫折するよりも、「え、これだけ?」とあきれるほど小さい習慣を準備しておくほうが、はるかに現実的です。
そして、そのほうが確実に未来の自分を変えられます。
小さく始めることは、「甘え」や「逃げ」なんかじゃありません。
「理想の自分」に向けて、習慣を積み上げるための戦略なのです。
――『あきれるほど小さい習慣』より
これは習慣についての話だが、人間関係でも同じことが言える。
「ちゃんと返事をしよう」「今度ゆっくり話そう」「きちんとお礼をしよう」
そう思っているうちに、何日も経ってしまう。
本人には悪気がない。
むしろ、相手を大切に思っているからこそ、「ちゃんとしたい」と考えている場合さえある。
しかし、相手から見えるのは「何もしてくれない」という結果だけなのだ。
「ちゃんとやろう」と先延ばしにする
忙しいなら、「あとでちゃんと返すね」と一言だけでもいい。
何かしてもらったら、その場で「ありがとう」と伝えるだけでもいい。
人間関係を保つために、毎回100点のコミュニケーションをする必要はない。
むしろ大切なのは、小さくても相手に反応を返すことである。
気づいたら、人が離れていく人の特徴・ワースト1は、「ちゃんとやろう」と思って、小さなコミュニケーションまで先延ばしにしてしまうこと。
人間関係は、大きな失敗だけで壊れるわけではない。
「あとでいいか」を積み重ねているうちに、大切な人との距離は、ゆっくりと開いていくのである。








