稲盛和夫一日一言Photo:Koichi Kamoshida/gettyimages

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月24日、今日は何の日?

 9月24日は「清掃の日」です。

 現在の廃棄物行政の基礎となる「廃棄物処理法」が1971年9月24日に施行されたことにちなみます。

 職場でも、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字を取った「5S」が、製造業をはじめ多くの企業で活用されています。

 掃除は、単に見た目をきれいにする活動ではありません。必要なものと不要なものを分け、身の回りを整えることで、異常に早く気づいたり、作業の無駄を減らしたりすることにもつながります。

 こうして職場の環境を整え、日々改善していくことは、会社を健全に運営していくうえでも大切です。一方で、会社が成長し、大きな成功を収めたからといって、その状態がずっと続くとは限りません。

 勢いよく成長した企業が、その後つまずいてしまうこともあります。反対に、成功した後も着実に成長を続ける企業もあります。その違いは、いったいどこから生まれるのでしょうか。

 稲盛和夫氏は、リーダーが成功した後に失敗してしまう原因について、ある重要なことを指摘しています。