稲盛和夫一日一言Photo:Koichi Kamoshida/gettyimages

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月27日、今日は何の日?

 9月27日は「世界観光デー」です。

 国連の専門機関であるUN Tourism(旧・世界観光機関)が、観光の社会的、文化的、経済的な価値への理解を深める日として定めています。世界各地で、観光と地域社会の未来を考える機会になっています。

 観光は、宿泊施設や旅行会社だけの産業ではありません。飲食店、小売店、交通事業者、農林水産業、伝統文化など、地域にある多くの仕事と結びついています。

 海外から訪れる人が増えれば、地域に新しい消費や雇用が生まれる一方、混雑や環境負荷などの課題も生まれます。

 だからこそ、インバウンドの「人数」だけを追うのではなく、さまざまな人や事業者が力を合わせ、その土地ならではの価値を生み出していくことが重要です。

 会社も、多くの人が集まっただけで、強い組織になるとは限りません。同じ人数、同じような能力を持つ人が集まっていても、生き生きと動く組織もあれば、なかなか力を発揮できない組織もあります。

 その違いは、どこから生まれるのでしょうか。

 9月27日の言葉から、稲盛和夫氏が考えた「組織をダイナミックに動かすために、トップがすべきこと」について考えてみましょう。